脱サラ元公務員のひきよせ農業

脱サラして農業を始めた元公務員による、農業、起業の実録や農業・健康関連のおすすめ商品などを、紹介しているブログです。

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【中小企業(小規模企業者)に転職するにあたり注意したいこと(体験談)】脱サラ元公務員のひきよせ農業vol.83~ブルーベリー&自然栽培

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脱サラ、元地方公務員、去年まで某農業法人にてブルーベリーの栽培をやっておりました。かんざきたつや(@ttykanz)、36歳です。

 

詳しいプロフィールなどは、下記のプロフィールページをご覧ください。

 ⇒かんざきたつやのプロフィールページを見る

 

 現在は、農業法人を退職し、独立起業をしており、子どもたちの笑顔あふれる、「やすらぎと思い出づくりをそっとお手伝いするブルーベリー農園」を創るべく、日々まい進しております。

 脱サラ(脱公務員)の経緯や、農業、そしてブルーベリー観光農園を志した経緯、やりたい農園のコンセプトなどについては、以下の過去記事をご覧ください。

 

そろそろ農地が決まります。

ご協力いただいております関係者の方々、本当にありがとうございます。

こうご期待☆

   

私は、前職は某農業法人で社員として、ブルーベリーの栽培の仕事をしていました。

その前は、栃木県庁と長野県庁で地方公務員をしており、農業法人に転職せた際は、いわゆる中小企業への転職でした。

その後、独立起業のために、農業法人を退職しましたが、当時を振り返ってみて、中小企業に転職するにあたり、注意したいことを、書いてみたいと思います。

 

 

中小企業に転職するにあたり注意したいこと

 1.中小企業とは

(1)中小企業の定義

そもそも「中小企業」とは何でしょう?

 

なんとなく「下町ロケット」みたいな、社長と従業員数名の町工場などをイメージする方も多いかもしれません。

私もそうでした。

しかし、実際に調べてみると思っているよりその範囲は広く、あの有名企業も、中小企業でした・・・ということも。

 

 中小企業基本法では中小企業者の範囲と小規模企業者の定義を次の表のように規定しています。

 

表1)中小企業基本法における中小企業の定義

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中小企業企業は、業種ごとに「資本金総額」と「従業員数」により定められています。

それ以外がいわゆる、大企業ということになります。

 

中小企業の数は、99.7%が中小企業です。

日本では、ほとんどの企業が中小企業であることがわかります。

(2016年集計 中小企業庁統計資料より)

 

(2)小規模企業者とは

中小企業基本法では、中小企業の中でさらに細分された「小規模企業者」という定義が存在します。

 

(表2)小規模企業者の定義

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一般的に「中小企業」と聞いてイメージされるのは、もしかすると「中小企業者」の方が近いかもしれません。

 

法令では税制や補助金の対象などを明確にするため、明確に定められていますが、一般的に口語として使用する「中小企業」とは若干ズレがあるのかもしれません。

 

2.私が転職した農業法人

私が働いていた農業法人は、加工販売や観光農園を運営していたので、農業でもありサービス業でもあったので、微妙ですが、概ね中小企業かつ小規模企業者に分類される規模だと思われます。

 

3.注意したいこと

転職情報サイトなどでは、中小企業への転職に際しての一般的な注意事項として、

「各種手当が手薄」「給与が低い」「福利厚生が手薄」などといった条件面の情報が多く見られます。

それらの情報も十分加味して検討することも大切です。

また、家族にも理解してもらうことも、もちろん大切です。

しかし、実際に転職してみた経験からは、それに加えて押さえおきたいポイントがあると思います。

 

(1)経営者の理念に共感できるか

小規模な起業の場合、大企業に比べて、経営者(創業者)の意向が意思決定に直接に強く、素早く反映される傾向があります。

 

また、直接経営者に指示を受けるなど、実際に接する機会も比較的多いと思います。

 

このため、経営者の理念や人物に共感できれば、会社の方向性と自分のスタンスの矛盾も少なく、満足度の高い働き方につながると思います。

 

逆に、経営理念や人物に共感できないことは、大企業以上にストレスに感じることが多いと思います。

 

私の場合、経営理念や農業や植物に対する姿勢、労働者に対する姿勢など、考え方が全く合わなかったので、その点はかなりストレスに感じていました。

 

大きな組織で働いているときは、良くも悪くも、トップとの間にたくさんの人を挟むので、良いことも悪いことも薄まる気がしますが、小さな組織の場合は、経営者が影響し続けるので、より注意が必要な点です。

 

慎重に吟味するのはもちろんのこと、もし違うと思ったら、速攻で離れる方が、いいと思います。

 

様々な仕事のスタンスがあるとは思いますので一概には言い切れませんが、転職までして目的をもって、働く環境を変えているのに、我慢して働き続ける理由が正直わかりませんので・・・。

 

 

(2)労働者の満足度は高いか

これは、実際に働いている人に聞いてみないと本当のところはわかりません。

 

企業の大小にかかわらず労働者の満足度が高い職場は、人間関係のトラブルも少なく、生産的なことにエネルギーが注げているように思えます。

 

もし、インターンや体験などを実施しているのであれば、実際のところを聞いてみることをお勧めします。 

 

私もやっておけばよかったと思っています。

 

(3)企業の未来に見込みがあるか 

 これは、実際に入ってみれば、現場の雰囲気などで感じる部分が少なからずあると思います。

 

大企業では、経営陣や意思決定の役職などが変われば、傾向がかわる場合もありますが、小規模な企業では、決定権が一部に偏ってしまうので、代替わりでもしないかぎりは、大きく変化することは難しいと思います。

 

面談の中で見極めるのは難しい部分もありますが、前述の実際に働いている方の話などもかなり参考になると思います。

 

同じ業界で仕事をする別の企業など第三者からの情報も参考になるかもしれません。

 

また、第三者的な視点として、転職エージェントの情報なども活用するのも一つの方法だと思います。

紹介費用は登録している企業もちで、利用者の費用は無料である上に、転職情報の閲覧のみの利用も可能な場合も多いです。

実際の活用にあたっては、面談などでエージェントの信頼性の見極めも必要になってきますが、情報収集として活用してみるのも一つの方法かもしれません。

 

(参考)

 

 4.まとめ 

大企業など、比較的大きな組織から中小企業(とくに小規模企業者)に転職するといった場合、

やりがいのある仕事、自分の将来やりたいことへつながる仕事、転勤のない仕事・・・など理由は様々だと思います。

 

私の経験からは、大企業とは異なる面を冷静に理解することが重要だとあらてめて思います。

 

例えば・・・・

小規模な人数で仕事内容や人間関係に変化が少ないということは、もし環境が自分に合わない場合でも、大幅に変化する見込みがないことにもなります。

 

経営者の判断でスピード感のある意思決定ができるということは、方向性を間違えればワンマンで現場の意見を聞かないと側面もあります。

 

裁量権限があり様々な仕事をまかされるということは、一部の人に多くの責任を負わせるという側面もあります。

 

転職に限らず必ず物ごとには、表裏一体の面があるので、自分のやりたい働き方にあっているか、経営者との面談での話と現場の声に矛盾がないかなど、をよく見極めていくことが重要だと思います。

悩み過ぎたり、あせって冷静になれないこともあるので、客観的に自分を見る意味でも、家族以外の信頼できる第三者と話す機会なども大切にしたいところです。

 

私の場合は、結果的には、会社や経営者の理念などに全く共感できず、自分で農業をやることが最善だと、やってみてから、むしろよくわかったので、退職しました。

 

しかし、やりたいことがより明確になり、農業技術を身に着ける、実際に自分がやりたい仕事の業界に触れるといった一定の目的を達することはできたとは思っています。

そして、仕事としてブルーベリー栽培の経験を積んだことは、農地を探すなどの際にも信頼性としてプラスに作用していると感じています。

 

しかし、転職先の企業の選定という面においては、経営者との考え方の相違が大きかったりと、事前の検討も少々足りなかったと思っています。

その反省も踏まえ、記事をかかせて頂きました。

 

私とはまた違った理由や状況で、今とは違った生き方を求め、中小企業(小規模企業者)へ転職する方もいらっしゃると思います。

失敗談も含め、少しでも参考になればうれしいです。

 

 今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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